Arduinoからリレーモジュールを制御する場合、ライブラリも必要なく単にピンを出力に設定し、HIGH/LOWで切り替えるだけである。
5V駆動のリレーモジュールであれば、VCC/GNDに5V/GND接続し、後は適当なデジタルピンに制御したいリレーの信号を接続し、
pinMode(4,OUTPUT); digitalWrite(4,HIGH);
の様に記述するだけである。
複数ポートの場合もVCC/GND接続し、信号線をリレーの数接続するだけで基本は同じである。
ただ、リレーモジュールによりHIGH/LOWでリレーのオン・オフが逆転していたり、ジャンパーでHIGH/LOWのどちらでリレーをオン・オフするか切り替えるタイプもある。
また、信号線が3.3Vに対応しているがリレーモジュールは5V駆動の場合、5Vを別途供給する必要がある。VCCとJD-VCCをジャンパーでショートしている(VCCに5V供給の場合VCCがそのままJD-VCCに供給される)ので、ジャンパーを外しJD-VCCに5Vを供給する。
リレーモジュールが12V駆動のタイプの製品もあり、この場合JD-VCCに12Vを供給する。
シールドタイプのリレーモジュールもあるが、基本は同じである。
上記写真のタイプは4つのリレーがデジタルピン4~5にアサインされている。
以下、1秒毎に4つのリレーを順次切り替えていくサンプル。
void setup() { pinMode(4,OUTPUT); pinMode(5,OUTPUT); pinMode(6,OUTPUT); pinMode(7,OUTPUT); } void loop() { digitalWrite(4,HIGH); delay(1000); digitalWrite(4,LOW); digitalWrite(5,HIGH); delay(1000); digitalWrite(5,LOW); digitalWrite(6,HIGH); delay(1000); digitalWrite(6,LOW); digitalWrite(7,HIGH); delay(1000); digitalWrite(7,LOW); }