Arduino IDEに標準で付いていて便利なのに忘れがちな機能、シリアルプロッタ。
例えばアナログのマイク入力をシリアルに出力する簡単なスケッチ。
void setup() {
Serial.begin(9600);
}
void loop() {
int micin;
micin = analogRead(A0);
Serial.println(micin);
delay(1);
}
これを実行するとシリアルに数値が出力されるが、シリアルモニタの変わりにシリアルプロッタを開くと、レンジが自動調整されるグラフが表示される。
シリアル出力で 123,456 の様にカンマ区切りで出力すると複数データもグラフ化出来る。例えば、下記の様に1秒ごとに0と1000を繰り返す出力を追加しておく。
void setup() {
Serial.begin(9600);
}
void loop() {
int micin;
micin = analogRead(A0);
Serial.print(millis()/1000%2*1000);
Serial.print(",");
Serial.println(micin);
delay(10);
}
すると、1秒ごとに上下するグラフが追加されるので時間軸も分かり易くなる。
データを手っ取り早くグラフで見たい時に便利な機能である。