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PAM8403のD級アンプICを使ったスピーカーキットの組立手順。

5V DIY アクティブスピーカーキット 木製ケース
5V DIY アクティブスピーカーキット 木製ケース

参考元は https://www.elecrow.com/download/DIY%20Speaker%20Assembly%20instructions.pdf

基板とパーツ類がバラバラに入っている。半田付けが必要で下記工具類が必要。

  • 半田ごて、半田
  • ニッパ
  • ラジオペンチ
  • ドライバー
  • ワイヤーストリッパー(あれば)
  • カシメ工具(あれば)
  • テスター(あれば)

ICを一つ半田付けする必要があるが、それ以外はチップ型の部品等は無い為半田付けの難易度は低め。

まず、PAM8403アンプICを半田付けする。ICの方向に注意。

ダイオードを半田付け。ダイオードの方向に注意(黒い線が入っている)。

抵抗を半田付け。抵抗値はプリント基板に記載されている。R15~R21はR20とR21が茶黒橙(10K)、それ以外は茶赤赤。抵抗は方向無し。

セラミックコンデンサーを半田付け。方向無し。基板に容量が書いてあるのでその通りに取り付ける。

トランジスターを半田付け。トランジスターは多数入っているが、二つだけ9012、残りは9013なので注意。基板のQ1だけ9012、他は9013を取り付ける(基板上にも9012と記載されいている)。トランジスターに型番刻印されている(やや見づらい)。

電解コンデンサーを半田付け。容量、方向に注意。基板の斜線側がマイナス。470uFは足を折り曲げて取り付ける。

コネクターピンを半田付け。これで調整つまみとLED以外はすべて半田付け出来た状態。

LEDの脚を曲げて基板に挿しこむ。緑LED6個と赤LED2個。位置に注意。曲げる位置は足の少し膨らんでいる付近。LEDの方向にも注意。基板裏面から挿し、脚が長い方が左側になる。この時点ではまだ半田付けしない。

スピーカー側ケース板の下二か所にブロックのネジを取り付ける。ネジの色と長さと使用箇所は以下の通り。

  • 銀色ネジ:ゴム足取付け用
  • 黒色ネジ(短):ケース、基盤固定用
  • 黒色ネジ(長):スピーカー固定用、ケーブル留め用

LEDをLED穴に差し込みながら基板も固定する。その後、LEDを半田付けする。

調整つまみの脚2箇所を外側に広げる。

基板に調整つまみを半田付け。

オーディオケーブルと左右スピーカー接続用ケーブルの被膜を剥きコネクターを取り付ける。カシメ工具がなければラジオペンチ等を使う。USBケーブルはコネクターを付けないので注意。ケーブルはケースのケーブル穴に通しておく。

赤と黒のケーブルを大体三等分し、コネクターを取り付ける。反対側はスピーカーに半田付けする。極性に注意。

コネクターを基板に挿していく。オーディオケーブルはGND、L、Rが基板に刻印されている。今回付属のケーブルは写真で左から白、水色、ピンクとなっていた。スピーカーもネジ止めしておく。

赤と黒のケーブル片側にコネクターを取り付け、基盤コネクターに挿しておく。

ケースにスイッチを取り付け、ネジ止めしておく。収縮チューブを三等分し、二つを赤と黒のケーブルに通しておく。

USBケーブルの赤側にもう一つの収縮チューブを通す。

基板からの黒とUSBケーブルの黒を半田付け、USBケーブルの赤をスイッチへ、基板からの赤もスイッチへ半田付けする。半田付け後収縮チューブを熱してカバーしておく。

ケーブルを固定する。

残りのケースをネジ止めする。ゴム足は銀色ネジで固定する。締めすぎに注意。

もう一つの基板も同様の手順で半田付けする。抵抗値、トランジスタ(Q1のみ9012)、各パーツの極性に注意する。

コネクタピン、調整つまみ半田付け。こちらの調整つまみの脚も広げておく。

LEDも同様の手順で色と極性に注意しながら取り付け半田付けする。

接続ケーブルにコネクターを取り付ける。赤と黒は残りのケーブルを合わせてコネクターに取り付ける(片側がスピーカーに行く)。

スピーカーに半田付けと基板に挿しこみ。

ケーブルを固定、ケースと脚をネジ止めし完成。

調整つまみは音量とLEDインジケータ―の感度になっている。給電はUSBだが、モバイルバッテリーを使用した場合消費電力が低い為かモバイルバッテリーによっては自動的に給電が止まってしまう場合がある。

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