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開発者向け各種コード、アルゴリズム、リソース情報ライブラリ もしくはねふぁの覚え書き

Android用とびだせどうぶつの森のマイデザインツールを開発した際、4つの連結QRコードの読み書きが必要となったため、Androidで利用できるZxingのQRコードライブラリを少しいじって連結対応したのでその方法について簡単に説明する。

Zxingのライブラリを使ったQRコードの読み書きについては詳細までは説明しないので、別途説明サイトを参照して欲しい。

まずZxingのソースコード/ライブラリファイルとビルドのためのAntを準備するが、連結QRコードの読み込みだけであればソースをいじる必要はないのでAntも不要となる。連結QRコードの作成をしたい場合はZxingのソースをいじる必要があるため、ビルド用にAntも必要となる。

なお、筆者はZxing 2.0をベースとしたので最新版では内容が異なる可能性がある。また、ビルド環境にはWindowsを利用している。

Zxingのソース/ライブラリファイルをダウンロードする(ZXing-2.X.zip)。

https://code.google.com/p/zxing/downloads/list

ソースをビルドする場合、Antをダウンロードする(apache-ant-1.X.X-bin.zip)。

http://ant.apache.org/bindownload.cgi

それぞれのzipファイルを適当なフォルダーに展開する。必要となるのはZxingに含まれる下記ファイル。jarファイルはAndroidプロジェクトのlibsフォルダーに、PlanarYUVLuminanceSource.javaはプロジェクトソースに追加してカメラ読み取り時に使用する。

zxing-2.X\core\core.jar
zxing-2.X\android\src\com\google\zxing\client\android\PlanarYUVLuminanceSource.java

coreフォルダーに下記バッチファイルを作っておけばZxingのソース修正後core.jarのビルドが楽に行える。

set path=%path%;"c:\Program Files\Java\jdk1.7.0_09\bin";c:\android\Zxing\apache-ant-1.8.4\binset
set JAVA_HOME=c:\Program Files\Java\jdk1.7.0_09
ant

パスは自分の環境に合わせて修正する事。

これでソースの準備は完了だ。

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